公明党デジタル社会推進本部の「GIGAスクール構想推進委員会」(委員長=伊佐進一衆院議員)は3日、初会合を文部科学部会(部会長=浮島智子衆院議員)との合同会議として衆院第1議員会館で開き、同構想の下、小中学校で実現する「1人1台端末」を学びの充実につなげるための議論を開始した。
伊佐委員長は、配備される端末が最大限、効果を発揮するよう、「指導員の拡充や教員の校務のICT化などについて、有識者と意見交換していきたい」と述べ、具体策を政府に提言していく考えを示した。
文科省側は、小中学校を設置する自治体の意向調査の結果を踏まえ、2019年度補正予算と20年度第1次補正予算の活用により、「ほとんどの自治体で1人1台端末が実現する見通しだ」と報告した。